「退魔師・井上温大VS満塁ホームラン」の呪物対決は井上の勝ち
この世の終わりのようだった6月のどん底から、この7月に入っての上り調子。エンカーナシオンもマラべらずについにホームランも出ましたね。しかしそうは言っても、巨人・阪神に勝てなければ結局は一過性の好景気。この週末の巨人3連戦に勝ち越してこそ、何かの呪いを完全に打ち負かし、真の健康体を取り戻したといえるのです。
しかし、おそろしい。想像以上にすさまじい三連戦でした。憑りついていたマモノのまがまがしさというか、往生際の悪さと言うか。
ただでさえ、モノノケやマモノが憑りつきがち、”人ならざる何か”の存在を感じずにはいられないハマスタでの横浜VS巨人戦。以前に書いた「野球の神様とベイスターズの歴代神試合7選」でも、ほとんどがこのカードでしたね。佐伯が打ち直しホームランを打ったり、ライト堀田がライトしてハッとしてグッとなったり、ハーパーが記憶に残る尾花髙雄、唯一の笑顔を焼き付ける逆転サヨナラ満塁ホームランをぶちかましたり、多村のサヨナラホームランで暗黒時代に終わりを告げたり。
これはもはや巨人対横浜ではありません。マガVS対マガ。呪いVS暗黒。阿部逮捕VSシーズン中に正捕手トレードに比類するオカルトの対戦です。毎回毎回ハマスタの巨人戦だけは絶対に見逃さないのは、どこかにこの呪術回戦であり、妖怪大戦争。いやあの権藤博が命名した唯一神であるモノノケ様の復活を信じているからなのかもしれません。
そして今回の三連戦ほど、その存在を痛切に見せつけられた対戦はありませんでした。明後日が高田繁本の校了だってのに、全部見てしまいましたよ。おかげでこれは寝ないで書いてます。でも悔いはありません。なぜなら、ベイスターズの長い歴史においても、めったに見られない貴重な三試合だったのですから。