戦力外通告の報に触れて今年も想う
今年も戦力外通告がありました。頭角を現してきた選手の数だけ、構想から外れる選手がいるのは野球界の常。とはいえ、ガックシきます。野球界で生き残るのは決して当たり前のことじゃありません。
村瀬秀信
2026.09.30
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さよならは別れの言葉じゃなくて、再び会うための遠い約束なのです。
いま台湾野球を観に来ています。
日本での仕事も、ペナントの勝った負けたも忘れて、台湾の野球とメシだけに心を砕こう。そう決意してこちらへ来たのですが、球団から届いた「2027年シーズン契約選手について」というメールに、心が鹹豆漿のゆるく分離した豆腐のようにかき乱されていくのがわかりました。
ああ、もうこんな季節なのか。
私は目の前の小籠包を放りだして、戦力外となった10人の名前を確認しました。
投手 18 小園 健太
投手 27 藤浪 晋太郎
投手 41 佐々木 千隼
投手 53 中川 颯
投手 92 堀岡 隼人
外野手 55 井上 絢登
投手 140 松本 隆之介
捕手 130 近藤 大雅
内野手 125 小笠原 蒼
内野手 129 西巻 賢二
毎年、毎年、わかっちゃいるけど、厳しい世界ですね。
今年も戦力外にした数だけ、新しい選手を獲る。新陳代謝のない組織は滅びるしかないとはいえ、未来と浪漫ばかりを好物に野球を観ていると、ガックシきます。
ケンティ井上……。ガックシきます。俺の古木克明になってくれると信じていたのに。